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ちいさな心とおおきな世界

悩める若者の雑記と旅行記

高度3000mで地獄の労働【移動】ムルガブ→オシュ

 

2017.4.2 タジキスタン/キルギス

 

 


本日8時に宿にシェアタクが迎えに来ることになってる。そしてキルギスのオシュへ。

やっとタジキスタン抜けられる…!
長かった…ボロクソにされ続けた国だったがようやくおさらばだ〜いぇーい〜

 

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心なしかおじいちゃんちょっと寂しそうにしてる。何で行くんだ。ここにいろよ。って。

うーん、ごめんおじいちゃん。
この国いるといいことある気がしないんだ
シーズンまでゲストいなくて寂しいだろうけど、あとちょっと我慢しててくれ!

 

 

8時…来ねぇ……

 

ほんとこれだからこの国は…

 

むこうが8時って時間指定してきたくせに…

 

 

いらおこです。おじいちゃんが宥めてくるけど、この国のタクシーはもはやトラウマとなっている僕はあのドライバー信用せずにバス停に他のタクシー探しにいくことに


他のタクシー全くいないだと…!?
もうほんとに…まじで帰国間に合わないんじゃね……

 

 

 

大通りでタクシー探し兼ヒッチハイクとして突っ立って待ってたらとうとう来た。良かった…。40分遅れだけど良かった。

 

 

 

まともに午前中に出発出来たの初めてじゃねこれ(遅れてはいるけど)。嬉しいな

 

 

生憎曇りではあるけど、順調に車は進んでいく。やったー!!!最後の最後はいい感じやぁ!

 

 

 

そして国境。
12:30頃にタジキスタン出国審査を通る。1時間くらい待たされたかな?でもまぁ無事出国。やーーー。ついに出れた!!!
あばよタジキスタン
シーズンじゃない時に来た自分が悪いが、何かと大変だったぜこの国。お別れだ。(満面の笑み)

 

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国境にボトルのゴミがいっぱい…おい捨てたの誰だ…

 

 

 

そこからが悲劇の始まりだった…


今回はどうしようもなく、問答無用な事件
もう誰が悪いとかそんなレベルじゃない
強いて言うならこの時期に来た僕が悪い。


タジキスタン出国からキルギス入国までは10kmほど?ある。まぁ当然のように山で、かなり雪積もってるんだけど、タクシーが突然とまった。なんだ?と思ってると前にジープが並んでいる。


興味を惹かれて外に出て前の方へ見物に行く

どうやら除雪車?みたいのが雪に足取られて動けなくなっているみたい。それによって続く車たちも進めないでどうにかしようと集まって来ている状況

 

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いやぁ、大自然の力だね。
と、この時は呑気に考えていた


1時間ほどして除雪車は無事移動完了
(足元の雪をスコップでかきだして、そこに岩を詰めて道にしていた)

 

さぁ再出発!はやくキルギスの緑を見たいぞ!
しかしここで第二ラウンド


先頭のジープも同じように雪に捕まった

またか!!


みんな車から出て行って再び同じ作業。
無事完了したと思ったら、4台目、つまり僕らの車も捕まった。この時僕は中にいたので外から車ぐらぐら揺らされたり、人間に押されたりとなかなか新鮮な体験。

無事脱出。

ちなみに、ジープが4台います。

 

第3ラウンド
これが地獄のようでした。
目の前が殆ど新雪で埋まっていてこのまま行ったらまず間違いなくまた雪に捕まる。
そして誰かが言い出した、よし道を作ろう!

こうして僕たちは極寒の中、
雪を砕き取り除き細かいのをシャベルでどけていく
そんな作業を約5時間ほど続けた。

 

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いや。流石に問答無用で地獄。

高度は多分3500mくらい。いや、富士山か。

体感温度は多分−10度とかな気がする…
フル装備で凍えてたもん。

 

もちろん徐々に陽は暮れて暗くなっていく。
どのくらいだろう、100〜200mくらいかな?道を完成させた時には死にそうだった。

 

 

いやぁ…タジクの男たちは強いな…

この人たちの凄いなって思うのは、近くの車とかがトラブルに合うと、自分の車は関係なくても必ず、「おいどうした?」って降りて来て、基本的に問題が解決するまで一緒に手伝うのだ。
この過酷な環境の中、そうやって協力しないと生きて行けないってことなんだろうな

逆に言えば、そういう協力がなくても生きていけちゃう環境なんだよな、日本は。少なくとも都会は

幸せなのか何なのか

 

 


話を戻すと、この時僕は謎の頭痛を漏れなく頂いた。考えられるのは、
・寒すぎで頭痛
・高山病
・脱水症状の前兆


高山病ってよく聞くけど、結局症状としてはなんなのかよく知らないんだよね。だから高山病なのかなんなのかは謎。

とりあえず車の中で呻いていた。

 

このあと、謎にキルギスフェルト帽のおじいちゃんが僕たちの車に乗り込んで来た。


え?いや、だれ????

なんでこの国境間の区間で人が増えるの?
謎しかなかったけど、まぁ外にいたら凍えちゃうので普通に中に入ってもらった。というか、入って来た。


これでこの車の乗客はちびっ子2人入れて10人。ん?これ7乗ですよ?(^^;

更にそれぞれが大荷物積んでたりするから、ぎゅうぎゅう。

僕の席は2列目真ん中。
真ん中っておい…勘弁してくれ…。じいちゃん後から乗って来たんだから真ん中になってくれちくしょう…

とか考えながらも、頭痛で呻き必死で寝ようとする。


また車が止まったので、やっとキルギス側の国境かな?と思ったらどうやらまた除雪作業

頭痛が高山病だったらまじでやばいな、と思ったので車の中で待機してました
(サボりじゃないヨ)

 

全然すすまねぇえええええええ

頭は痛いし、お尻も痛い

はやく着いてくれーー(遠い目)


って祈ってたらとうとうキルギス側ボーダー…!!!!!


長かった…(涙目)

最後の最後までタジキスタンに虐められたよ。出国してなお地獄から追って来る鬼のようだ(被害妄想)
お願い。助けてキルギスさん?

キルギスの入国審査は一応部屋があってひとりひとりパスポート持って喋ってスタンプ押してもらう感じ。でもまぁ簡単でした。
全員分待っても1時間もかからなかったかな?


実際このへん記憶朦朧としてるからあんま覚えてないんだよね

で、結局キルギス入国したのが午前2時。


タジキスタン出国が4/2なのにキルギス入国が4/3となる謎の事態。こんな事起こるんか…。

 


その後雪には捕まらなかったけど、
キルギスの道路にやっと出たと思ったらエンジントラブル。エンジンがうまくつかない。

ここまで来て…なんか電話で何かを呼んで30分くらいで解決?

 

みんなヘロヘロの中午前5時にカフェに車二台分の人数で押し寄せて食べてぐったり休む。お店の人びっくりしてた。そりゃそうだ。

 


9時前頃からオシュ市内に入って、
順次乗客を送り届けて、僕も10時にオシュゲストハウスへ届けてもらいました。


地獄のような国境超えでしたよ全く。